Le safran

花は好きだけど毎日水替えするのは大変…でも部屋に緑をいけておきたい…ということで、最近はユーカリローズマリーなどの枝物を飾ることが多いのですが、毎年秋になると必ず買いにいくのがサフランの球根。水替え不要そのまま置いて愛でるだけで可愛い紫の花を咲かせてくれる素晴らしい花です。

こんな感じで。もう既に芽が出ています。

寒くなる頃に咲くので、数少ない冬の楽しみに。

ところでこの器はフランスで不用品置場(欲しい人が持ち帰れるシステム)で頂いてきたもの。ブロカントの市場には行けず残念でしたが、村で仲良くなったおじいさんが「欲しいものがあれば持って帰ったら良いよ」と教えてくれた思い出の品です。

ちなみに右の栓抜きは錆びてるから…と断ったのですが「ブルゴーニュ(※行ってない)の思い出に最適だよ!」と激推しされたので持って帰って来ました。が、不思議なことに、昔からあったかのように部屋に馴染んでいます。まだ使ったことはありませんが…

大神神社

 日本最古の神社、大神神社へ行ってきました

 

「とにかく凄い」「めっちゃパワースポット」「お山全部がご神体」など、語彙が 言葉では言い表せないという評判しか聞いたことが無かったのですが、先日ご縁があってお参りに行かせていただきました。

JR大阪駅から鉄道で1時間40分、奈良県桜井市にある三輪駅に到着。
駅から拝殿までは歩いて10分くらいです。

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この日は雨の予報だったのですが、なんと綺麗な秋晴れに。嬉しい!


御祈祷は祝詞奏上、お神楽の奉奏、鈴祓い、玉串礼拝と執り行われたのち、拝殿へ移動し、三ツ鳥居を通して三輪山へ参拝し拝礼しました。
写真は御祈祷していただいた祈祷所です。

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拝礼のあと、巫女さんが注いでくださったお神酒をいただき、次は病気平癒の神さまをおまつりされている狭井神社へ。

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神体山である三輪山への入山手続きはこちらの社務所で行えます。古くから神聖なお山として入山が厳しく制限されていましたので、今でも午前9時から午後2時までに入山受付を済ませ、午後4時までには下山、水分補給以外の飲食禁止などの掟を守ってお参りしなければなりません。

今回は御祈祷が目的だったので、登山は出来ませんでしたが、写真左手の奥に薬井戸と呼ばれる万病に効く薬水が湧き出ている井戸があるので、備え付けのコップで頂きました。
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お参りに来れない方のために、持参した容器でご神水を汲んで帰ることも出来ます(社務所ではペットボトル入りで販売もされてらっしゃいます)。

 

緑が輝く参道を歩いていると、虫の声や風で揺れる木々のざわめきで心が洗われてゆくような気持ちになりました。洗われてますように…

 

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お参りのあとは少し遅めのお昼ごはんを。駅前の商店街にあるお店で名物三輪そうめんを頂きました。

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おそうめんは冷やしと温かいのが選べます。
私は温かいにゅうめんをお寿司とセットで。とても美味しいです。
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三輪駅から奈良へゆく電車は大体1時間に2本ですので、時刻表の確認はお忘れなく。

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おまけ こちらは三輪山(三諸山)にちなんだ名前をもつ銘菓・みむろ最中。

以前お参りに行かれた方からお土産に頂いたことがあり、美味しかったので私も買ってこようと三輪駅ちかくの白玉屋榮壽さんにて購入しました。お日持ちは約1週間、1個100円から(2018年9月9日現在)
写真は10個入りだったのですが、最初のひとが紙を引っ張らずに抜いて食べたようです…
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C’est la fin de l’été

雪が溶けて梅の蕾がほころび始めると、春が始まると思いますが、夏はいつから始まるのか。暦の上では立夏夏至がありますが、まだ泳ぐには早いし、蝉も鳴いていないし…

2,3年前に書いた『独身アラサーOL、木屋町で泥酔寸前』というリーディング用の詩があるんですが、そのなかで

お母さん 夏はいつ始まっていたの
誰もデートに誘ってくれなかった
お父さん 夏はいつ終わってしまうの
仙台育英 東海大相模
白球は曇り空へ消えた
試合にすら出てないっていうのに

まだまだ終わらせてたまるかっての!

という部分があります(ちなみにこの後、服を脱ぎ捨て衣装替えするパフォーマンスがありました)

未だに夏がいつ始まり、終わるのかよくわからないままですが、昨夜は長袖のパジャマを出してきたし、窓も閉めないと寒いしで。ぼんやりとiPhoneのアルバムを見返していたら、向日葵、百日紅ときて昨日は竜胆の花を撮ったことを思い出し、やっぱりもう夏は終わっていたのねと感じました。

そんな夏の思い出、なんだか黄色の写真が目についたので幾つか…

 

 

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フランスのポスト。ドイツやスウェーデンも黄色だったなぁと思って、今調べたらヨーロッパは黄色が多いんですね。


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これはプレモルのイベントにて。インスタ映えを忘れて速攻で飲んだので泡がありません。女性ひとりで昼間から立飲みしても、白眼視されたり、襲われたりしない国というのは幸せなこと…

 

朽ちるまで凛と上を向いて咲き続けてくれた向日葵は、農家直送の朝採りでした。
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最初にうっかり多めの水に生けてしまい、色が変わってしまったのですが…2週間ちかく眼を楽しませてくれました。ありがとう。

御千代保稲荷と狐の嫁入り

先月のことですがおちょぼさんへお詣りしてきました

 

岐阜県海津市にある千代保稲荷神社は、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つと言われることもあります。

 

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 ずいぶん前に来たことがあるのですが商店街で栃の実煎餅を買おうとしていた祖母に、原材料をみながら「これ栃の実入ってないよ」と言い、店員さんの前で気まずくなって「でも美味しいよね!」と誤魔化した記憶しかありません。悲しい。あれから10余年。栃の実煎餅は見つけられませんでした。小さかったのであまり覚えていません…

 

 おちょぼさんはお稲荷さんなので、お揚げさんがお供えです。
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稲藁を通したお揚げさんと蝋燭のお供えセット(50円)を入手して、境内へ。

 

献灯した蝋燭は持って帰るスタイルのようです。そのままにしてるひとも多かったですが、持って帰って再び献灯しました。
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こちらの拝殿へお揚げさんを奉納します。f:id:rose-bonbon:20180818162337j:image

 

 

軽石は持ち上げてから、御願い事を考え、再度持ち上げて、軽ければ願いが叶うという不思議な石です。持った感じは4キロくらいでしょうか。「30キロくらいの持ち上げるのが難しい巨石」を想像していたので軽々でしたが、こういうときの願い事って悩みます…あんまり深刻なことをお願いして「ウッ 重たい!」と思いたくない…

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創建は平安時代と由緒あるお稲荷さん。苔むした石像は歴代の狐さんたちでしょうか。
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この日はぱらぱらと雨が降ったり止んだり、狐の嫁入りのような天気で…そういえば重軽石を持ち上げたときに、結婚するかどうかを占ってみたら良かったかしらなんて思ったり…


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ところでおちょぼさんは月末夜から翌朝まで開かれる月並祭が有名なそうで。私が訪れた平日でも八百屋さんや乾物店、名物の佃煮店や立ち食い出来る串カツ屋さんが営業しており人通りも賑やかでしたが、お休みされていた店舗も見られたので、もっと大勢の参拝客が来られるようです。

 

 

ところで狐の嫁入りといえばこの映画。

夢 [DVD]

夢 [DVD]

 

幼い頃にテレビで見て、トラウマになって印象に残っていたのが、狐の嫁入りのシーンでした。大人になってから友人に映画のタイトルを教えてもらい、再度視聴したら話の内容もわかり、クロサワ映画として楽しむことが出来て、今では好きな映画のひとつです。

 

夏の迎賓館

先週末、迎賓館 赤坂離宮で催されている「没後50年 藤田嗣治天井画展」に行ってきました。

【開催期間 平成30年8月2日(木)〜同年8月28日(火)水曜休館 ※要予約】

 

京都から夜行バスに乗り約8時間、早朝の東京駅に到着してまずは朝ごはんを…ということで、今回は八重洲口のアロマコーヒーさんへ。

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モーニングセットはサイフォン仕立ての美味しいコーヒーにゆで卵、厚切りトーストはジャム・バター・餡子までついてなんと500円!餡バターだなんて名古屋みたい…と思ったんですが流行してるみたいですね。そういえば木村屋のあんぱんも銀座…

 

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迎賓館の入場予約時間は10:30からでしたが、東京駅から四ツ谷まで約9分、駅から西口まで歩いて5分と見て10:00頃に到着。既に団体旅行の方も大勢いらっしゃり、セキュリティチェックも混雑していたのでちょうど良い時間になりました。

館内は撮影禁止のため、写真は外観とお庭だけ。

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もうすっかり秋の空

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なぜか日本の迎賓館なのだから外観は洋館でも室内は和風だろうと思い込み、天井画も寺社仏閣に見られるような金箔をあしらった日本画を想像してたんですが『ノルマンディーの春』(1936年)を彷彿させる油彩画を6枚、全て1935年に描かれた作品を展示されていました。遠かったけれど、この場所でフジタ画伯の作品を拝観出来たことはとても嬉しかったです。

 

 

その後は友人と合流し、憧れの月光荘へ。時間がなくて書けなかったのですが、こちらにある月光荘ポストからハガキを出すと、経由した証のスタンプを押して郵送して頂けるとのこと…ステキですね

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ビルを見上げれば友を呼ぶホルンのマーク📯 伝説の月光荘ピンクことコバルトバイオレットピンクの絵の具にもお目にかかれてドキドキしました。

 

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帰りは新橋から青春18切符を使い、在来線で帰路につきました。またも約8時間乗車することになりましたが、お陰で交通費はかなり節約出来て良かったです…お尻が痛かった…

 

写真は途中下車した熱海にて。友人に勧められた三木製菓のレトロでキュートなお菓子。

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銘菓「ネコの舌」なのにケーキを運ぶネズミのイラストだなんてデンジャラス…可愛いすぎる…

 

お題「夏休みの思い出」

Champagne G.H.Mumm

さて 平和の聖母礼拝堂、通称・フジタ礼拝堂は通りの向かいにあるG.H.Mumm社の社長(1964年当時)が、敷地内の庭園に礼拝堂を造営することを決め、造られたと知ったので、折角だしセラー見学にも行ってみようかしら…

と向かいにあるG.H.Mummのメゾンを訪れてみましたら、あらら こちらも昼休みに…そりゃそうよね~また出直すわと話している内に、昼ご飯に行くレストランまで探してくださり…(このマドモワゼルはあんまり沢山は食べられなさそうね、と話してるのが聞こえてきたんですが、マドモワゼルって初めて言われた!)

 

こちらのレストランへ行ってきました。先日のエントリにも出てきたエスカルゴを頂いたお店です。

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そしてこれが…(タルタルステーキって何やろ?時々聞くけど知らんな、でも折角やしベジタリアンのやなくてロウ・ミートって書いてるほうにしよ!)と思って注文したタルタルステーキです

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生肉のミンチでした。え?大丈夫なの?と一瞬どきっとしましたが美味しいです。ただひたすら、よく叩かれた肉の味が口の中で無限に広がる感じ。ユッケが大好きなので、醤油!わさび醤油めっちゃ欲しいんやけど!と思いつつ頂きました。恐らくとても幸せそうに食べていたのでしょう…よそのおじさんが「わしもあれ、同じの頂戴」と言ってオーダーしていました。が、めちゃくちゃ量が多くて…食べても食べても減らない生肉…を1時間以上食べてたかもしれません。周りのひとも結構残しがちだったので、これはマドモワゼルじゃなくても多いです。まさか異国の地でフードファイト状態に陥るとは…かなり時間に押されながら、フジタ氏が君代夫人と洗礼を受けたランスのノートルダム大聖堂と礼拝堂の共通券で入館出来るランス美術館を見学。

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パリのノートルダム寺院と違いそれほど混雑していなかったため、ゆっくり穏やかに教会やステンドグラスを堪能することが出来ました。

シャガールみたいな青い夜〜♫ じゃなくて本当にシャガールの青い空が透けてるステンドグラス

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石造りの壁はひんやりと冷たく、静謐な空間が広がっています。

蝋燭を献灯しました。

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で、この後もまた道に迷って…

日本では道に迷うことが滅多になく、なんなら住所さえわかればスマホなしで行くのも楽勝なのですが、フランスではそれが出来なかった理由が後ほど明らかに…

 

残念ながらG.H.Mummのセラー見学には間に合わず、案内をしてくれた女性には申し訳ない気持ちでいっぱいになりつつ、売店に行くと、気にしなくていいわよ!と笑顔で応えてくださり、おまけにシャンパーニュの試飲はいかが?と…

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人生で一番美味しいシャンパーニュでした。


案内嬢「ハーフボトルもあるの。でも無理には言わないわ…」
私「買います、買います。めっちゃ美味しい。買います」

なんしか商売上手やなぁと思いつつも、大変美味しかったのでした。

La chapelle Foujita

Reims

ドイツ語学科出身としては「ライム(ス)」としか読めないし、ましてやRammsteinのファンですよ…なんかスペル違うんじゃない?Rammでしょ?とか わけわかんないことを思ってしまいがちで、フランス語の授業でもいっつも間違えてたんですけど、もう大丈夫です。そこはランス。覚えた。

 

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パリから東北東へ約130km、パリ東駅からTGVに乗るとおよそ45分で閑静な地方都市といった雰囲気のランスに到着します。時間的には名古屋〜新大阪(営業キロ186.6km 乗車時間約50分)くらいの感覚で、あっと言う前につきました。

ランスへ行く目的はもちろん フジタ礼拝堂へお参りに行くことです。

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よく見ると車体に衝突したと思しき鳥の羽根がついたままでちょっと怖いTGV

 

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観光案内所が混雑していたので、地図だけもらって出て来たら…また迷いました。地図を片手に泣きそうになりながら歩いていたら、親切なおじちゃんが助けてくれました…

シャンパーニュ工場に行きたいんか?」
「ちゃう、こっちの礼拝堂を探してるねん」
「あぁ~シャペル・フジタ!この裏やで」
「え?いまそっちの方面から来たのに!?ありがとう…」

 

工場の裏道をテクテク歩いていくと、こじんまりとした可愛らしい教会が。よかった!

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受付の女性に5€を払い、ミュージアムの共通観覧券をもらいゆっくり鑑賞。

美術の知識はないけれど、懐かしいような、とても心安らぐ場所でした。

 

受付の女性「ここに彼と、その奥さんが眠っているのよ」

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お骨が納められている場所を案内してくれたあと、フレスコ画に描かれたふたりを教えてくれました。没後50年。身内の50回忌は一度参列したことがあるものの、5代前ともなればもはや伝説のような昔話しか残っておらず、それも不思議な気分でしたが、好きな画家を追ってはるばるフランスまで海を越え、年休を使ってお墓参りに来ているというのも不思議なご縁で…

 

門扉が閉ざされたところ

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オープンは 5/2~9/30まで 火曜日を除く10:00~12:00、14:00~18:00
(2018.8.11現在、下記ウェブサイトより)